2019年9月18日水曜日

10月以降の価格改定について

消費税改定および、部品原価のコスト増加に伴い、10/1から一部製品の価格を改定します。

10/1以降の製品の価格については以下の通りです。

(旧価格)→(新価格)


・HA-02

¥188,000¥198,000 

・TFDI-02

¥46,000¥46,750

・FETD-02L

¥42,120¥42,900



直販用はすべて税込み価格とさせていただいております。

よろしくお願いいたします。

2019年9月13日金曜日

マイクトランスの選定

マイク入力用のトランスは一般的に1:4〜1:10ほどの昇圧比があります。

最近思っているのはそんなに昇圧する必要があるか? ということです。

アンプが真空管オンリーの時代や、半導体アンプの性能が未熟だった時代はプリアンプのみで+60dBなど大きなゲインを取ることができませんでしたから、ある程度トランスで電圧利得を稼いでおくのは、必然でした。

しかし現在はアンプがシングル増幅からオペアンプによる多段の差動増幅になったので、利得を大きく取るのは簡単なことでそう難しくはありません。

個人的には、入力インピーダンスのマッチングさえしっかり取れていれば、最低限の昇圧比でよいと思っています。

メリットとしては、まず初段アンプに入れるレベルが小さくなるので、クリップするまでの許容量が稼げることと、初段アンプでゲインアップできるゲイン幅が自由に決められることです。つまり、ヘッドルームを稼ぎつつ、ゲインの値の設定でサウンドの変化を狙うことができます。

逆にマイクトランスで1:10など大きく昇圧するとアンプ側でゲインを殆ど上げる必要がないので、ゲインの設定は融通が効きません。


MCIN-01基板にセットされたJenenトランス



当方では、昇圧比が小さいタイプのJensen製マイクトランスを用いることが多いです。

Jensenは無機質と言われることもありますが、トランスの癖が限りなく小さく、また特性が非常に優れたもので、海外製ではこれ以上のトランスはないと思っています。Jensenは元々1:10など昇圧比が高いものがメインでしたが、ローゲインタイプも製造しており、そちらを積極的に用います。