PB2520 Preamp Board

PB2520 PreampBoard




price ¥2,200


PB2520はAPI社のディスクリートオペアンプAPI2520および2520互換オペアンプをプリアンプ、ラインアンプ、ヘッドフォンアンプとして使える基板です。2ch仕様なので1枚でステレオもしくはデュアルモノ構成にすることができます。

基板側はソケット方式になっているので、オペアンプを差し替えて音の違いをチェックするのにも適します。ソケットは基板1枚につき12本のmill-max製ピンソケットが付属します。(7番ピンは使用しません)

実装は自由度が高く様々な使い方ができます。回路図通りに実装すればシンプルなプリアンプ/ラインアンプに。マイクトランスを組み合わせればマイクプリアンプに。ゲインは固定ゲインだけでなくボリュームポットを組み合わせることで可変ゲインにすることも可能です。

電源は+-15V以上の正負電源が必要になります。

ディスクリートオペアンプ(DOA)は付属しませんので、別途ご用意して頂くか、当方の2520互換DOAであるFDOA-01FDOA-02を購入することをおすすめします。


回路図



■ゲイン設定(固定)
アンプはごく普通の非反転増幅回路です。
ゲインはR2,R3(R7,R8)の比率で決まります。(Rf/Rsの設定)
ゲイン=1+(R3/R2)倍
10k/10kの場合は2倍なので6dBです。
必要に応じて抵抗値は決定してください。


■可変ゲイン&ブースト
P2,P5にCないしBカーブのボリュームを接続してください。
R2が10k、R3=100Ωの場合は最大40dBブーストできます。

■F.B
負帰還部分に抵抗やコンデンサを追加できるスルーホールが2つ空いています。

■電源
+-15V~20Vまでの正負電源が必要です。
使用するオペアンプの定格は守ってください。

■オペアンプソケット
バージンの状態では穴が狭くオペアンプが差しづらいので、
抵抗の足などを一度差し込んでソケットの穴を馴染ませてからオペアンプをさしてください。



その他負荷抵抗や出力Cなどはアプリケーションに応じた値に変更、バイパスが可能です。
DCアンプにする場合は出力Cはバイパスしてください。



※注意点
国産の一部ディスクリートオペアンプ(YAMAHAなど)はピンが通常より太い場合があり、ソケットには入らない場合があります。





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