2022年10月29日土曜日

FDRS-01 Risa Compressor



FDRS-01 Risa Compressorはフレットレスベーシスト椿田りさ氏とのコラボレーションによって生まれたベース向けコンプレッサーです。

「繋ぐだけですぐセッティングが決まるコンプが欲しい」という椿田りさ氏の要望に応え、Floatia Designsが極力シンプルな操作性とスタジオ・コンプレッサーの音質を両立したコンパクト・コンプレッサーを設計しました。


FDRS-01の特徴

FDRS-01は古典的なCds(光学素子)フォトカプラを使ったコンプレッション回路を内蔵しています。フォトカプラを使用したコンプレッサーは自然なカーブでコンプレッションが行われるのが特徴ですが、その中でも最も反応速度が早い品種を採用しています。

コントロールはフォトセルを使用した名機LA-2AやLA-3Aと同じように、シンプルな2ノブ・コントロールです。左のノブでコンプレッションする閾値を決め、右のノブで出力レベルを調整するだけで、すぐにセッティングが決まります。

アタックやリリースなどの従来のパラメータはベースに最適化された値にあらかじめプリセットされているので、コンプレッサーの専門的な知識がなくても迷うことはありません。誰でも直感的に、素早くセッティングが完了します。


深く練られたサーキットデザイン

FDRS-01音声回路はサイドチェイン(検出回路)を除くとバッファ用のフラットアンプと出力アンプを通過するだけのもので、音質の劣化やノイズの増加はありません。Compressionをゼロにした状態では純粋なプリアンプ回路となり、通過するだけでウォームな音色が得られるバッファ/プリアンプとして使用することが可能です。

コンプの挙動を決めるサイドチェインにはフィードバック方式を採用しています。フィードバック方式は最終出力を基準に閾値を決める方式なので、コンプレッションをする深さに追従して絶妙なサチュレーションが発生します。それによってヴィンテージ・コンプレッサーのような太くベースらしいトーンを得ることが可能です。

FDRS-01使用されるコンポーネントは普段スタジオ用のプロオーディオ・ギアを製造している際と同等のパーツが使用され、粗悪で安価なパーツはひとつも使用されていません。ヴィンテージパーツは使わずに最高音質を保証しています。


【椿田りさ氏によるプレビュー動画】


椿田りさ氏による解説noteはコチラから。


FDRS-01はキュートなルックスに本格的なコンプレッサーを組み合わせた特別なアーティストモデルです。原価高騰の最中ギリギリまでアフォーダブルな価格に設定しました。是非この機会に入手してください!


Price : ¥31,800- (included tax and shipping fee)


予約はwebshopの販売ページにて11/1の19:00より承ります。


仕様等

大きさ:112(D)×60.5(W)×31(H)mm(ノブの突起は除く)

コントロール:Compression, Output(内部にMakeupGainトリマー搭載)

電源:2.1mm センターマイナス DC+9V〜18V(バッテリー駆動対応)


※本機は1590Bサイズの筐体を使用したペダルサイズのコンプレッサーですが、on/offフットスイッチは搭載していません。常時onで使用することを想定しています。電源はパワーサプライおよび9Vバッテリーでの使用ができます。

※パワーサプライで+18V駆動時はインピーダンスが低く電源の容量が十分に確保されている出力を使用してください。外付けの昇圧モジュール等では電流不足になりノイズが発生する可能性があります。(otodel製昇圧モジュールは使用不可)


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